ご自分で初めてウッドデッキを作るうえで、ウッドデッキの大きさ、設置場所の条件、費用、材料の納期、デッキ表面の具合、夏の床板の温度、耐久性、作りやすさ、塗料の場合は塗りやすさ、乾きやすさなどによって選ぶ材料や部品が変わってきます。初めての人にとっては基準はわからないし、ネットおよびネットの口コミ情報も誤ったものも多いです。結局使ってみて初めてわかるのです。
当社では日本で最初にウッドデッキを施工し、日本で最初にキットを製造しました。45年間に木材、金物、塗料、ビスなど様々なメーカーのものを実際に利用してきました。たえず社内実験、大学での試験などを行い、改良を続けていく過程で、部材が最適でないものもありました。
一般の方、特にDIY未経験の方がウッドデッキを組立てる時に利用する部材として最適と言える部材がない場合は、メーカーと協同で開発したり、当社仕様で製造したり、当社で造ることにしました。
このため当社のウッドデッキ部材として4つのものがオリジナルとなっています。そして、それは日本で一番すぐれた部材と自信を持っております。
このようにして当社のキットデッキシリーズは、それぞれのキットデッキに合うよう、現在考えられる最適化された部材で構成されているのです。
左はホームセンターなどで販売されている大引きと束の結合金物です。塗装はしてありませんし、薄いです。右は当社が開発し、大手建材メーカーでも採用された束金物です。リブ加工をしてあります。また自動車塗装と同基準の塗装をしています。
ウリンなどのハードウッド(広葉樹)には通常のビスでは、うまく動作しません。途中で折れてしまったり、止まってしまったりします。止まった場合は抜こうとしてもネジの頭部がつぶれ(滑る(なめる)てしまい、抜くこともできなくなります。
ビスを打つ前に下穴を空けることは最近では知られていることですが、それでも上手くいきません。当社ではハードウッド対応、硬質木材専用ビス等というすべてのビスを利用しましたが、満足のゆくビスはありませんでした。
そこで鋲螺(びょうら)メーカーに私達のノウハウを含めた製品仕様で製造してもらうことにしました。何度かの試作、商品改良のおかげで、満足のいくものができました。2017年からビスのみでも販売することにしました。このビスは100%折れないものではありませんが、ウリン用ビスとしては世界で最も折れにくいビスとなっています。当社のキッドデッキハードを購入されたかたが、ビス打ちで折れたという話は非常に少ないです。
ウリンやその他のハードウッド専用のビスで当社のオリジナルです。ウリン用ビスでは最強のビスです
A社のビスは.途中で止まってしまいました。2列目はビスがねじ切れてしまいました。B社のものは2本とも途中で止まりました。
A社のビスは1列目は途中で止まったため引き抜く途中で折れました。2列目は途中で折れました。B社のビスは2本ともA社1列目と同じ。C社は1列目は正常、2列目は途中で折れました。当社ビスは1列2列とも正常でした。
ウッドデッキ製作にあたって一番難しいのは大引きの上に載せた、デッキ材(床板)の水平です。実際に体験談でも多くの方が語っています。束の長さを微調整して切断するか、束の長さが一定なら、束石のレベルを同じにしないとけいません。束石のレベルを一定にすることはプロでも難しい技術です。自作する人が失敗しやすいのが、この過程です。そこで束石の設置を簡単にする方法。また床板が簡単に水平に出来る方法を考えたのが、調整束でした。
ウッドデッキ用の高さ調整が出来る束が販売されています。当社でも実験を繰り返しましたが、やはりベストなものではありませんでした。そこで自社開発を致しました。最初に開発をしてから現在販売のものは3世代目のものとなっております。購入されたお客様の評判はとても良いものです。詳しい説明は次の頁です。
ラクーナ用調整束 L、M、Sの各サイズの3種あります。
選べるハード(イタウバ、アマゾンジャラ )用調整束 L、Mの各サイズの3種あります。
ウッドデッキ用として販売されている束石の中では最適な大きさのものが日本にはありませんでした。
それどころか、誤った束石の解釈や実際に利用すると非常に使い勝手の悪い束石が出回っていたのです。
そこでこれも当社の仕様を造り、自社開発しました。写真のようにシンプルなものがウッドデッキには一番よいのです。ウッドデッキによく合うスマートなものです。
当社が開発したオリジナル束石。最近ではプロの業者様からも多くのご注文をいただいております。